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四国の戸建てなら、
ピカラ光でいいのか

香川・徳島・愛媛・高知で1ギガを選ぶとき、候補になるのはピカラ光・ドコモ光・ソフトバンク光の3つです。3社を同じ条件で36ヶ月ぶん計算し、スマホの回線数によってどこで結論がひっくり返るかまで出しました。金額はすべて各社公式の料金表からです。

先に結論です。
四国の戸建てで四国電力の電気もまとめるなら、ピカラ光が安くなります。まとめない場合、ピカラ光の月額は5,720円で全国系とまったく同じです(初期費用0円のぶんだけ有利)。36ヶ月の総額は166,320円で、ドコモ光より73,150円、ソフトバンク光より102,960円安く済みます。理由の半分は月額ですが、もう半分は初期費用が0円だからです(ドコモ光33,550円、ソフトバンク光52,470円)。
ただしドコモのスマホが2回線以上ある家庭ではドコモ光が逆転します。ソフトバンク・ワイモバイルは3回線以上で逆転します。
四国電力の電気を使っていない場合は「でんきといっしょ割」が付かず、ピカラ光の月額は5,720円=ドコモ光とまったく同額になります。それでも36ヶ月の総額は205,920円で、ドコモ光より33,550円安いままです。ただしこれは月額の差ではなく、初期費用が0円だからです。

まず、割引なしの通常料金で並べる

比較の前提をそろえます。ここでは各社の2年契約の標準料金だけを並べ、電気やスマホとのセット割は含めていません。

回線月額(2年契約・セット割なし)全国系との差
ピカラ光 ねっとホーム5,720円0円
ドコモ光 1ギガ タイプA5,720円
ソフトバンク光5,720円※12月から6,050円
ここが大事です。電気をまとめないなら、ピカラ光は全国系とまったく同じ5,720円です。 「電力会社系だから安い」わけではありません。差が生まれるのは、四国電力の電気とセットにして「でんきといっしょ割コース」にしたときだけです。
その場合の月額は4,620円で、全国系より月1,100円安くなります。逆に言うと、電気を四国電力にまとめる気がないなら、ピカラ光を選ぶ金額上の理由はありません(初期費用0円という利点は残ります)。

36ヶ月でいくら違うのか

ここからは四国電力の電気とセットにする場合の比較です。ピカラ光は「でんきといっしょ割コース」、全国系は同じ2年契約の標準料金で、戸建て・1ギガ・3年使う前提でそろえます。スマホのセット割は、このあと全社に適用して比べ直します。

前提をそろえるため、どちらの表も「戸建て・1ギガ・2年契約・プロバイダ料込み」で並べています。工事費と事務手数料は各社で大きく違うため、別の表に分けています。ソフトバンク光は2026年12月1日から一律330円上がることが公式に告知されています。

項目ピカラ光ドコモ光 タイプAソフトバンク光
月額4,620円5,720円5,720円→6,050円※12月改定
36ヶ月の月額合計166,320円205,920円216,810円
契約事務手数料0円4,950円4,950円
標準工事費0円28,600円47,520円
36ヶ月の総額166,320円239,470円269,280円

計算式:ピカラ光 4,620×36=166,320円。ドコモ光 5,720×36=205,920円。ソフトバンク光は2026年12月1日から一律330円上がるため、最初の3ヶ月を5,720円、以降33ヶ月を6,050円として 5,720×3+6,050×33=216,810円(既存契約は契約期間満了月の翌月から適用されるため、切り替わり時期は契約日によって変わります)。工事費と事務手数料は各社公式の定価です。

ピカラ光の「初期費用0円」は、割引ではなく最初から0円です。メガ・エッグやソフトバンク光のように「工事費を毎月の割引で相殺する」しくみではないため、途中でやめても工事費の残債が発生しません。ただし宅内工事費の精算が最大24,200円かかる場合があります(下の注意点を参照)。
いっぽう、ドコモ光もソフトバンク光も代理店経由なら工事費実質無料やキャッシュバックのキャンペーンが常時あります。ここに載せているのは公式サイトの定価です。ピカラ光側にも代理店のキャッシュバックがあります。実際に申し込むときは3社ともキャンペーンを確認してください。
キャンペーンに左右されない部分だけで比べるなら、36ヶ月の月額合計の差=ドコモ光より39,600円、ソフトバンク光より50,490円安い(月あたり平均1,100円)という数字を見てください。

スマホのセット割を足し戻すと、どこで逆転するか

ドコモ光もソフトバンク光も、スマホ側の料金が1回線あたり毎月下がります。回線数が多い家庭ほど効くので、何回線から逆転するかを計算しました。金額は36ヶ月の実質総額(総額 − スマホ側の割引合計)です。

スマホの回線数ピカラ光ドコモ光(−1,210円/回線)ソフトバンク光(−1,100円/回線)
1回線166,320円195,910円229,680円
2回線166,320円152,350円190,080円
3回線166,320円108,790円150,480円
4回線166,320円65,230円110,880円

ドコモ光セット割は永年最大1,210円(eximo等は最大1,100円)、おうち割 光セットは1,100円。いずれもプランによって割引額が下がるため、上の表は最大額で計算した「最も全国系に有利な条件」です。それでもピカラ光が勝つ回線数の範囲は、実際にはもう少し広くなります。

読み方。ドコモのスマホが2回線以上ならドコモ光、ソフトバンク・ワイモバイルが3回線以上ならソフトバンク光のほうが安くなります。それ未満なら、セット割を足し戻してもピカラ光のほうが安いままです。

au・UQモバイルの人はピカラ光でもセット割が付きます

ピカラ光もauスマートバリュー/UQ mobile自宅セット割の対象で、スマホ側が1回線あたり月最大1,100円下がります。ただし「ピカラ光ねっと+ピカラ光でんわ」のセット契約が条件で、光でんわの月額550円がかかります。

条件36ヶ月の実質総額
ピカラ光ねっとのみ(セット割なし)166,320円
+光でんわ(月550円)/au・UQ 1回線146,520円
+光でんわ(月550円)/au・UQ 2回線106,920円
+光でんわ(月550円)/au・UQ 3回線67,320円

計算式:(4,620+550)×36 − 1,100×回線数×36。光でんわの550円を払っても、1回線からセット割のほうが上回ります。

ピカラ光の条件を先に確認する

1. でんきといっしょ割は、申し込みのときに決めてください

月4,620円は「でんきといっしょ割コース」の金額です。四国電力の対象プラン(おトクeプラン・でんかeプラン・でんかeマンションプラン・昼トクeプラン)を同じ使用場所で契約していることが条件になります。
公式サイトには、新規で申し込む人は申込時にコースを選ぶと書かれています。実際に、すでに契約している状態から割引に入ろうとしたものの、選べる割引メニューになっておらず断念した、という読者の方の報告がありました。電気もまとめる可能性があるなら、申し込みの時点で伝えておいてください。

2. 四国電力の電気でない場合は、差がほぼ消えます

でんきといっしょ割が付かない場合、ピカラ光ねっとホームは月5,720円です。ドコモ光・ソフトバンク光と同額になるため、月額での優位はなくなります。残るのは初期費用0円のぶんだけです。

3. 最低利用期間は2年。途中でやめると精算があります

最低利用期間は2年です。満了前に解約すると、解約金(解約月の基本利用料相当額)に加えて、契約期間に応じて精算した宅内工事費が最大22,000円[税込24,200円]かかる場合があります。更新月(24ヶ月目)以降の3ヶ月間に解約すれば解約手数料は不要です。

4. エリア内でも、建物によっては契約できません

香川・徳島・愛媛・高知の中でも、提供できる住所とできない住所があります。料金表を見るより先に、公式サイトのエリア検索で自分の住所を入れるのが確実です。

乗り換えないほうがいい人

マンション・アパートの場合

ピカラ光のマンション1Gは、でんきといっしょ割コースで月3,520円です。全国系のマンションタイプはドコモ光4,400円、ソフトバンク光4,180円なので、月660〜880円の差になります。ただしマンションは建物ごとに設備が違い、そもそも入っていなければ契約できません。先にエリア・建物検索で確認してください。

まず、自分の住所が対象かを確かめる

エリア内でも、建物によっては提供できないことがあります。住所を入れると、その場で提供可否と実際の月額が分かります。申し込みボタンではありません。

※ 広告(PR)を含みます。順位は報酬額ではなく比較基準で決めています。申し込み前に必ず公式サイトで最新の料金とキャンペーンをご確認ください。

出典(すべて2026年9月7日に各社公式サイトで確認)
ピカラ光ねっと 料金・注意事項・初期費用0円/でんきといっしょ割/au・UQ mobileご利用の方/ピカラ光でんわ料金/解約のお手続き
ドコモ光 1ギガ 料金・解約金・ドコモ光セット割/NTTドコモビジネス オンラインショップ(タイプA 戸建 月額・工事費・事務手数料)
ソフトバンク光 料金(月額・工事費・事務手数料)/おうち割 光セット/一部月額基本料金改定および名称変更のお知らせ